経営者として日々多忙ななかで、取引先や従業員の方など人間関係も多く、資金繰りの問題があったりと、ストレスを感じることは珍しくありません。ストレスを放置せず、うまく付き合う方法を学ぶことが、経営の成功に繋がります。今回は、経営者が抱えるストレスへの対処法を解説します。
1.ストレスを感じている状態
とは
WHO(世界保健機関)は、心が健康な状態であるメンタルヘルスとはどういう状態かを定義しています。長くなるので引用はしませんが、要するにメンタルヘルス(心が健康な状態)とは、自分の状態を「幸福だと感じている」ことで、個人的・主観的な判断です。ストレスを感じていると、集中力の低下、イライラ、不眠などが症状になる場合も多いです。これらの状態を放置すると、身体や精神に悪影響を及ぼし、業務にも支障が出ることがあります。
2.心と身体はつながっている
心の状態が身体に影響を与えるのはよく知られています。ストレスを感じると、交感神経が過剰に働き、身体が緊張状態に入ります。これにより、頭痛や肩こり、消化不良などの症状が現れる場合があります。逆に身体をリラックスさせることで、心の落ち着きを取り戻せるでしょう。たとえば、深呼吸や軽い運動、マッサージなどは、心と身体の緊張を解きほぐす助けになります。
3.ストレスとうまく付き合う
には
ストレスとうまく付き合うためには、まず自分のストレス源を明確にすることが重要です。そのうえで、ストレスを減らすための方法を取り入れましょう。【さぽるとコンサルティング】では、1分程度の簡単なアンケートに答えていただく「ストレス耐性チェック」を行っており、100名以上の経営者の方について、ストレスの感じやすさやストレスのタイプを診断してきました。また、ストレスにどう対応すれば良いかについても一緒に考えてきました。経営者として一人で抱え込まず、サポートを受けるのも一つの方法です。心のケアをしっかり行い、ストレスを管理していくことが、長期的に見てビジネスの成功に繋がります。